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中共軍 郭伯雄の息子ら高官14人を処分

2015年03月04日

【新唐人2015年03月04日】2日、中共当局は中央軍事委員会元副主席、郭伯雄の長男、郭正鋼を含む軍の高官14人を捜査・処分したと発表しました。3日、ロイターがまた軍関係筋の話として、郭伯雄もすでに取り調べをうけていると伝えました。

 

3日、ロイター社は中国軍の関係筋の話として中央軍事委員会元副主席、郭伯雄が汚職などの疑いで、すでに取り調べを受けていると伝えました。

 

その前日、中共軍サイトは郭伯雄の長男で浙江省軍区副政治委員の郭正鋼が重大な規律違反や違法行為を犯した疑いで捜査・立件されたと発表しました。

 

官製メディア「人民日報」はウィチャットの公式アカウントにおいて、「郭正鋼の失脚ははっきりとしたシグナルを発しており、軍の粛清において面白い芝居はこれからである」と予告しました。

 

去年6月、軍事委員会のもう一人の副主席、徐才厚の失脚が発表されてから、中国メディアは「もう一人の大トラが失脚するかもしれない」としきりに情報を流していました。

 

香港の雑誌「争鳴」(そうめい)3月号は、旧正月前に中央規律検査委員会書記、王岐山(おうきざん)らが郭伯雄を訪れたが、実は彼に罪状の供述を求めたほか、メディアの取材禁止や外国への出国禁止などの一連の禁止令を伝えたと報じています。郭伯雄の軍内の人脈および罪状に関する情報収集も、すでに行われているとみられています。

 

郭伯雄と徐才厚は江沢民の片腕として軍を牛耳ってきたと言われます。江沢民を後ろ盾に、徐才厚は官職の売買ではばかることなく金を貪り、郭伯雄は官職売買のほかにも、武器購入の際、巨額のリベートで私腹を肥やした疑いが持たれています。海外メディアは、徐才厚と郭伯雄の失脚は、江沢民がすでに腹心を守る力を失っていることを物語っており、これまでタブーとされていた人権迫害や一族の巨額の汚職の罪への追及が、タブーの領域でなくなる可能性が出てきたと伝えています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/04/a1181813.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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